◆ ゲルマニウムってなんですか

まずは名前の話から。先日、日本の理化学研究所が発見した113番元素が「ニホニウム」と命名されて、話題になりましたね。じつは「ゲルマニウム」についても似たようなもので、ドイツのヴィンクラーさんが発見したので「ゲルマン(民族)」から名付けられました。「ゲルマン」を知らないあなた、ジャーマンポテトのあの「ジャーマン」のことですよ！
もちろんゲルマニウムが発見されたのは大昔（1885年）のことで、ニホニウムのように高エネルギー加速器を使って発見されたのでなく、ヴィンクラーさんが土をざくざく掘って見つけたんですけどね。でまあ、それはともかく、ゲルマニウムは半金属に分類される元素で、要するに半分金属みたいなものです。さまざまな用途に利用されることになりましたが、人体との関係ではチタンなどの金属と同様、生体電流を整える効果が研究され、実際に幾つかの試験で体温上昇も確認されています。それで温浴などにも利用されるのですね。

さてゲルマニウムの健康アイテムですが、大手メーカーからは化粧品や含有水、サプリメントまで出ていますが、これらの利用法はじつはあまりおすすめできません。まず、ゲルマニウムは人体の必須ミネラルではありませんし、飲んでも体外との交渉がないので体温上昇は期待できません。そして何より、ゲルマニウムは食品としては毒性もあります。とりわけ無機ゲルマニウムは食べたら有毒です。一方、炭素化合物になった有機ゲルマニウムの方は、はっきりとした毒性は知られていませんが、安全性も確認されたとは言えません。長期的な影響は未知数になります。
こうしたことからも、ゲルマニウムのサプリメントとしての利用は、方向性を間違ったものと言わざるをえません。

他方、ゲルマニウムを金属として身に着ける場合、そのパワーの恩恵を十分に受けることができるでしょう。実際、ゲルマニウムを使用したアクセサリーがいろいろ販売されていますね。
たとえば、当店の取り扱っているものでは、チタンアクセサリーのブランド「セイバーワン」から、チタンブレスレットにゲルマニウムボールを装着したアイテムが製品化されています。それが「純チタンブレスレット 型打ちブロック ゲルマニウムボール」です。

こちらのアイテムは、アクセサリー性の高い純チタンのブレスレットの内部に、スパイク状のゲルマニウム球が４つセットされていて、手首をやさしく刺激します。セイバーワンのアクセサリーは、群馬県繊維工業試験場が撮影したサーモグラフィー測定の結果、体温上昇効果が確認されました。もちろんこれは実験結果なので個人差もあるでしょうが、チタンがきわめて期待できる金属であることは確実です。それに対して、さらにゲルマニウムボールを加えたこちらのアイテムは、相乗効果が期待できるので、とてもお得ですね。