飲み食いは睡眠の敵
良いパフォーマンスを確保するには疲労をできるだけため込まないことが大切です。
それではうまく疲労を回復するにはどうすれば良いのでしょうか。ここではいくつかのポイントを紹介します。
まず第一にしっかり寝ること! 質の高い睡眠は生活の基礎として体調を支えてくれます。
よく眠るためには体と心のリラックスが重要です。
入眠直前の固形物やアルコール、カフェインなどの摂取は控えましょう。
固形物を消化吸収するためにエネルギーを消費することは睡眠の質を下げますし、カフェイン等は覚醒状態をもたらす物質として有名です。
よく言う「寝酒」も眠りを浅くしたり体の休息を妨げたりといった弊害をもたらすため避けた方が賢明でしょう。
緊張をほぐしておやすみなさい
夕食には納豆や豆腐などのたんぱく質を摂るのが良いそうです。大豆類やバナナ、ホットミルクなどにはトリプトファンという物質が含まれ、これがセロトニンを生成します。
適度のセロトニンは寝つきを良くするだけでなく不眠症状の改善やうつ病の防止にも役立つと言われています。
筋肉と神経をリラックスさせるためには入浴とストレッチも有効でしょう。
熱すぎないぬるま湯にゆっくりつかることで自律神経を副交感神経優位の状態に持っていきます。
それから湯冷めしない程度に体温を下げると眠気が促進されてきます。
ゆっくりとしたストレッチを気持ちいいと感じる程度に行うことで、より筋肉の緊張がほぐれリラックスした状態を得られます。
また、寝る30分前にはPCや携帯電話といった光を見ないように気を付けましょう。
こうした光には覚醒を促す作用があるとされており、人体への刺激になるため入眠前には禁物です。
灯りを抑え、読書などの落ち着いた時間を過ごして眠りに備えるのが良いでしょう。