ビールは健康飲料?
◆適量を守れば健康飲料に早変わりのビール
お医者さんも健康に良いと認めるビールですが条件は適量。
その適量、気になりますよね。ビール一日の摂取量は500mlが適量だと言われています。これを少ないととるか十分ととるかは個人の主観ですが、毎日飲む量としては適量なのではないでしょうか。
◆飲む種類や品質にもよる!?
ビール酵母と呼ばれる健康食品もありますが、通常飲まれている発泡酒などにはビール酵母は含まれていません。発泡酒や生ビールはろ過しているので、栄養満点なのがクラフトビールと呼ばれる無ろ過のビールです。
クラフトビール(地ビール)にはビール酵母由来のビタミン群がたっぷりと入っています。
葉酸や鉄分やカルシウムなども原材料の大麦とホップには入っているのです。
クラフトビール発祥のドイツでは、ビールは滋養強壮の飲み物として風邪の時に飲む習慣があるそうです。
もちろん飲み過ぎは逆効果
◆尿管結石のリスクを低減
尿管結石はお酒の飲み過ぎが原因では? と言われていますが、ビールは尿管結石のリスクを40%も低減する働きがあるそうです。利尿作用の高いビールが、尿管内の石を排泄するのに効果があるようです。そして、ビールの原材料のホップにはカルシウムを腎臓に溜めにくくする作用があるため、尿管結石になりにくいとされているようです。
また、適量の飲酒は悪玉コレステロールの値を下げる働きがあるという研究結果があるそうです。ビールの原材料のホップには血液をサラサラにしてくれる作用があり、動脈硬化も予防してくれるのではと期待されているそうです。
◆飲み過ぎは逆効果です
東洋医学からみると、体を冷やす作用が強いビールは飲みすぎると冷え症や免疫力の低下につながると言われています。また、大量の飲酒は肝臓に多大な負担をかけるため、肝機能の障害が起きるリスクもあります。
お酒は百薬の長と言われているのは科学的にも証明されているのですね。
適量を守って健康的にビールを飲みましょう!