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納豆で“箸休め”ダイエット

さまざまな健康効果に加えて、じつはダイエットにも最適な納豆。
今回は、納豆を「箸休め」的に使ったダイエット法や、納豆が苦手な方のための食べ方などを紹介します。

矢印「一日三食」はちょっと多い?

 
「一日三食」はちょっと多い?

「好きな物は食べたい。みんなで行く食事には制限をかけたくない!」
こんなふうに思っていらっしゃる方も多いでしょう。でも体型や健康のことは気になるし、好きな物ばかり食べていたら栄養が偏って身体には良くないし……。わかっていても、自分で制限をかけることは難しいですよね。
また、日本人の主食である米は糖質制限ダイエット、パンはグルテンフリーの対象になりますが、これらすべてを避けることも難しいものです。
では、どのように必要な栄養を摂りながらも、身体に負担をかけない範囲で食生活を調節し、ダイエットしてゆけばよいのでしょうか?

じつは、人間の一日の行動のように、食生活でも「休憩」を設けることが大切です。三食正しく摂るというのは基本ですが、体調や年齢によっては三食では満腹過ぎることがあります。とりわけ、好きな物を食べすぎたり、みんなと食事を楽しんだりしたときは、そのまま三食しっかり食べるとカロリー・栄養過剰になりがちです。
そこで、食生活の「箸休め」として、一食分を納豆に置き換える、という健康的なダイエット法があります。
納豆には、ミネラル・ビタミンB群・大豆イソフラボン・食物繊維など、十分な栄養素が含まれています。また1パックあたり約100kcalと、運動や行動を阻害しないだけのエネルギーも摂れます。大豆を発酵させたものなので比較的消化にもよく、咀嚼によって満腹感も得られます。まさに食事を置き換えるにはうってつけですね!

唯一の難点は納豆の味とねばり、そして独特のにおいです。納豆が苦手な方は、どのようにこのダイエットに挑戦すればよいのでしょうか。

矢印においや味を変えて食べやすく

 
においや味を変えて食べやすく

納豆を「箸休め」的に使うとしても、納豆を単品で食べる必要はありません。いろいろな食材と組み合わせて、においや味を変える方法があります。
納豆は粘り気があるので、ただよく混ぜるだけでも、空気を含んで味が変わります。そこへ温泉卵を入れて混ぜるとマイルドになり、ふんわりとした口当たりになります。
味が馴染めない場合は、マグロのお造りやキムチなどの、より味の濃い食べ物と混ぜたり組み合わせることで、口に入れやすくなります。

それでは一食分として、納豆をどれくらい食べたらよいのでしょうか。
じつは、納豆は食物繊維を豊富に含むことから、一度に多く食べるとお腹を下してしまうことがあります(反対に継続して食べることで腸内環境・便通の改善の効果があります)。上限としては、満腹感を得るためであっても一度に2パックまでで十分でしょう。

健康のための習慣は自分に無理強いをしたり、コストがかかり過ぎると続けられなくなり意味がありません。
手軽に続けられる納豆を食生活に取り入れることは、年齢とわず実践して継続しやすい方法といえるでしょう。

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