ヨーグルト・野菜ジュース・しょうが紅茶
ヨーグルトで断食
ヨーグルトを断食に使えば、ダイエット効果だけでなく、お肌の調子がよくなる効果もあります。
ヨーグルトによるプチ断食は、自律神経のリセットが目的です。ヨーグルトに含まれる良質なタンパク質や、ビタミン、カルシウムなどの成分が、腸内環境を整えてくれます。また免疫力を高める効果もあるため、風邪をひきにくくなります。
頻繁にするのではなく、1ヶ月に1回、体をリセットするつもりで行なうようにしてみてください。
野菜ジュースでイライラ解消
プチ断食では野菜ジュースを使うこともできます。プチ断食は、食事は控えますが、液体はよいとされているからです。特に、野菜ジュースには味もあり、果糖が含まれているので糖分不足のイライラも解消できます。しかし、市販の野菜ジュースには余分に砂糖が含まれていることが多いです。そのため、野菜ジュースの飲みすぎには注意します。
できれば自分でミキサーを使い、野菜ジュースを作るほうが効果的だと思います。スムージーも有効です。スムージーには野菜と果物が含まれているので、バランスよく調整できます。
また、野菜ジュースだからといって飲みすぎてはいけません。1日だいたい500ml程度の摂取にしましょう。水分ですので、飲みすぎるとお腹をくだしてしまう可能性もあるので、十分注意してください。
しょうが紅茶で少しずつ調整
しょうがには代謝アップの効果があります。人の体はほとんど糖分を用いて活動しているため、朝食を抜いても糖分の補給だけはしたほうがよいでしょう。「吸収は排泄を阻害する」ようなことはせずに糖分を補うベストな方法として、朝食の代わりに生姜紅茶に黒砂糖を入れて飲めばいい、ということになります。
市販でも「しょうが黒糖紅茶」が販売されていて、手に入れやすいです。水分と糖分それにビタミンとミネラルを補い、しかもしょうが紅茶の体温上昇効果によって、うつ気分をはじめ、朝の不調を即座に解消することができます。また、紅茶の利尿作用によって、排尿・排便も促され、血液を浄化する効果もあるためおすすめです。
朝、生姜紅茶2~3杯では物足りないようなら、リンゴなどの軽い果物やヨーグルトなどは食べてもかまいません。
少しずつ、しょうが紅茶のみで調整してゆけるようにしましょう。
プチ断食の効果まとめ
プチ断食は、宿便に対しても効果的です。
便通の改善のために有効と考えられているのは、「空腹期強収縮」というものです。胃や小腸は、空腹時に激しく収縮して、残った食べカスや細胞の死骸などを大腸、肛門へと排出させる、いわば「胃腸のおそうじ」をします。これは食後7時間ほどで起こるので、夜遅くに食事をしなければ、必ずしも朝食を抜かなくてもよい、ということになります。
毎朝規則的に朝食をとるというのも、朝の快便習慣につながる方法といえますね。
プチ断食には、もちろんダイエット効果があります。
胃を空っぽにするとカロリーが減るため「体脂肪が消費されて体重減」という直接的な効果だけでなく、根本的な体質改善まで期待できます。
不規則な生活を送る方にとって、空腹感は自律神経系を刺激し、活性化します。自律神経が正常化すると、基礎代謝がアップして体内環境を調整してくれます。食べ過ぎてしまった翌日などに行なうのもよいでしょう。
なかなか解消できないセルライト(皮下脂肪のボコボコ)についても、血液循環や代謝が悪くなることが原因とされているので、断食で体内や血管内のゴミを排出すれば、セルライトの蓄積も予防できます。
プチ断食は、週末だけ、1日だけと思って、日にちを決めて行なうので、がんばれます。ダイエットだけではなく、健康維持のためと思って行なえば、モチベーションも作れます。目標を決めて行なうことで、続けることができます。
丸一日、食べ物をとらないというプチ断食ダイエットですが、とても苦痛であるように想像してしまう方もいるかもしれません。実践してみると、意外にもあまり空腹感は感じられないのです。
個人差もあり、一日ですので大幅な変化はありませんが、約0.5~2.0kgぐらいの減量に成功します。
みなさんもプチ断食で、無理なくダイエットしましょう!