プチ断食の方法!
「断食」というと、飲み物も食べ物も口に入れず、山ごもりして修行でもするような厳しいイメージをお持ちではないでしょうか。「プチ断食」は、それとはまったく違うものです。たった一日間、飲み物だけを飲み、食事を我慢する、という断食方法です。辛く苦しいものではありません。
プチ断食では、「一日間」飲み物だけで我慢する、というのがポイントとなります。タイプとして、「水だけOK」や「飲み物は何でもOK」など、さまざまなものがありますが、共通ルールは《水分はよくて、固形物はNG》ということです。これにより、内臓を休ませるのが最大の狙いです。
それでは「プチ断食」のやり方を紹介しましょう。
まず、自分自身の体に「これから断食に入る」ということを知らせるために、準備期間として、断食の一日前の夕食の量を少し少なめにします。
断食の当日は、固形物は摂取しないで、飲み物だけで一日過ごします。
そして次の日は、プチ断食で一番大切な回復日となります。朝から固形物を食べても大丈夫ですが、断食をしていたのに急に固形物を食べてしまうと体が対応しきれなくなってしまうので、少しずつ普段の食事に戻せるようにします。しかし、脂っこい物は避けるようにしたほうが良いでしょう。いくら普段の食事に戻すとしても、胃に大きな負担がかかってしまいます。また、胃に負担がかかるばかりか、せっかく小さくなった胃が大きく膨らんでしまいますから、余計に太ってしまうという事にもなりかねません。徐々に量を増やすことが大切です。
普通の食事量に戻すのに二日くらいかけるつもりで、食事の量を増やしていく、という方法でも問題はありません。
プチ断食の効果!
プチ断食によって期待できる効果はいろいろあります:
1. 脂肪を燃焼させる効果
2. 便秘を解消する効果
3. 新陳代謝がアップする効果
プチ断食を定期的に生活の中で実施することによって、健康的な体づくりが期待できます。なぜなら、プチ断食を行うことによって老廃物が体外に排出されます。体内で細胞の生まれ変わりが活発化され、体も心もすっきりすると言われています。
また、正しい方法でプチ断食をすると、ダイエットにも効果があり、体脂肪が燃焼されやすくなり、体重を減少させることができます。
プチ断食による効果を最大限に期待しようとするのであれば、断食後の食生活が大切です。断食終了後は特にお腹が空いて食べたくなります。その時にお腹がすいた欲求で食べてしまうと、断食した意味がありません。食事も一気にもとの量に戻してしまうと胃もびっくりして負担がかかってしまいますし、何よりもせっかく小さくなった胃が再び大きくなってしまい、断食したことそのものの意味がなくなってしまいます。少しずつ体を慣らし、何度か繰り返すことで、食べすぎから八分目へ、肉中心から野菜中心へ、という食生活に改善してゆくのが理想的です。
プチ断食の効果的なやり方として、週末を利用するというスタイルがあります。平日は仕事をしていることがありますので、休みを使ってプチ断食をすることによって体への負担が少なくなります。
週末のプチ断食は金曜日から少しずつ始めていきます。朝と昼は普通の食事にして、夜から量を減らしましょう。断食をしているときはお酒もできるだけ控えます。アルコールこそカロリーが高いものです。
土曜日は一日断食します。断食ですが水分は必ず摂るようにしてください。水分を摂ることによって余分な老廃物は体外に排出されるので、とても重要です。
水分は水やお茶になりますが、どうしてもきつくて耐えられないと思った時には、紅茶や野菜ジュースの味のあるものを飲んで、なんとか乗り切れるようにしましょう。酵素ドリンクもおすすめです。