◆ コーヒーのダイエット効果

コーヒーのダイエット効果
コーヒーにはカフェインとクロロゲン酸が含まれています。
このうちカフェインには交感神経を優位にし血行を促進する働きがあります。
血行を促進し代謝をよくすることで運動時における脂肪燃焼効果をより高めることができると言われています。
またカフェインにはリパーゼという脂肪を分解する酵素の働きを活発にする効果があります。
つまりカフェインを摂取することによって脂肪を分解することができるのです！
一方のクロロゲン酸にも脂肪を分解する効果があります。
ただしクロロゲン酸は熱に弱いため、深煎りよりも浅煎りのものを選ぶと良いそうです。
コーヒーを淹れる際にも熱湯ではなく、80℃程度に少し冷ましたお湯を使うようにしてください。

タイミング
コーヒーと言えば眠気覚ましに飲むという方も多いはず。
よく知られているようにカフェインには覚醒をもたらす効果がありますから、寝る直前に飲むのは避けるのが賢明です。
そもそも脂肪分解を助ける飲み物ですから運動の前に飲むのがベストですね。
そこで運動をする30分ほど前にコーヒーを飲むようにしてみましょう。
コーヒーが体に取り込まれ脂肪分解の効果が表れるまで少し時間がかかるためです。
朝食や昼食後に飲むのもおすすめです。

カロリーにご注意
コーヒーがダイエットを助けるとはいえ、コーヒーならば何でも良いというわけではありません。
消費カロリーを摂取カロリーが上回ってしまったらそれは無意味。
なるべくブラックで、せめて砂糖１杯程度の微糖のコーヒーを飲むよう心がけましょう。
ミルクや砂糖を入れて飲むのが好きな方には豆乳やオリゴ糖で代用するといった手段もあります。
カフェインとブドウ糖を同時に摂ると記憶力や集中力が上昇するという研究もあるようですが、ダイエットには必ずしも向かないということに注意が必要です。

コーヒーのデメリット
コーヒーには悪い面も存在します。
そのひとつはコーヒーに含まれるジテルペン類という物質。これは血中のコレステロール値や中性脂肪を上昇させるようです。
もっともペーパーフィルターでほとんど除去することが可能ですので、ドリップコーヒーを飲むことで取り除きうる物質でもあるそうです。
もうひとつはカフェインの摂取量。
カフェインを摂りすぎると体に良くないということはよく知られていますが、その摂取上限は一日に300～350mgと言われています。
コーヒー１杯に含まれるカフェイン量がおよそ80mg前後と言われているため、一日当たりコーヒーは３杯程度にとどめておくのが良いようです。

いかがでしたか？
有名になってきたコーヒーダイエットを簡単にまとめてみました。
古くから多くの人々に飲まれてきているコーヒーですが、ダイエットのお供としてもうまく付き合っていきたいですね。